rurukan るるかん日記♩

日々のあれこれ。年長の男の子を育ててます。ただ今、第二子妊娠中。

クリムト展へ行った日の話

愛知県 豊田市美術館で開かれているクリムト展へ、先日行ってきました。

 

豊田市美術館サイト

https://www.museum.toyota.aichi.jp/

 

 

美術に造詣が深いわけではありませんが、独身の頃はたまーに美術館に足を運んでいました。

絵を鑑賞しに行くというより、その空間でぽけーっとするのが好きだったのかもしれません。

 

一時、クリムトの絵画にはまって作品集をよく眺めていた時期がありました。

 

 

 

クリムトについて…

1900年頃に活躍されていた方です。

 

 

「どんな体型の女性でも美しく描ける人」

というのがクリムトに対する私の(薄っぺらーな)印象です。

 

 

描かれる女性の肌は少し青みがかっていて、それでいて頬は赤々として、

まるで今までそこで動いていたかのよう。

 

ただの着飾った美しい女性ではなくて、

人間の不安定さとか、生々しさがとても感じられるので、私は彼の作品が好きです。

 

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予想はしていましたが、美術館周辺からすでに混み合っていました。

 

館内に入ると、チケットを買い求める人でまたまた大行列!

 

幸い、私は事前にセブンイレブンにて当日券を購入していましたので、すすーっと入場口に進めました。

 

 

ちょっと贅沢して音声ガイドを付けることに。 550円でした。 

なんと稲垣吾郎さんスペシャルサポーターとして解説してくださってます!

 

作品については、私が一番好きな絵だけ、紹介したいと思います。

 

ユディトI です!

リーフレットの表紙にもなるくらいベタですが。 

 

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これです。

 

 

かの有名な、『接吻』よりも好きです。

(ちなみに、『接吻』は今回の展示にはありません。)

 

 

少し上向きで自信ありげな顔。 半開きの口。 

恍惚とした表情をしています。

体には薄い布しかまとっておらず、半裸です。

 

 

更に下にいくと…

 

男の生首を抱えています。

 

クリムト以前にも、いろんな画家がユディトと生首を題材にした作品を残していたようですが、

生と死という相反するものを芸術としてこんなに美しくまとめ上げたこの作品は、クリムトならではだな、と思いました。

 

以上、素人の芸術レポートにお付き合いいただき、ありがとうございました(*^^*)